研究部門

現在進行中の研究プロジェクトと、それに関連した基礎データ集です。
なにわ男子のYouTube動画が公開されるたびに研究プロジェクトのテーマに沿った分析を行い、データを更新していきます(2023年度から、ラジオも対象にすることにしました)。
管理人がこれまでに学会で発表した内容や、大学の授業、オープンキャンパス等でネタとして出す話題等々は、この研究プロジェクトの成果(笑)の一部です。

研究プロジェクト一覧

定期的に動画・音声がアップされるYouTubeやラジオの特徴を生かして、ある語句の発音がどのように変わっていくかを継続的に調べることで、言語の音変化のメカニズムを明らかにすることを目的とする(できるかどうかは別として)研究が主となっています。
とは言っても、意義がある研究であれば仕事としてやるので、このサイトの研究は基本的には音声学の分析で使う手法を用いたネタ的な研究しかしていません(趣味でプライベートとしてやっているという利点を生かし、「成果」や「社会的意義」といった概念は度外視して、新規性はあるものの世の中の役には全く立たないようなことに特化しているということをご理解のうえ、ご笑覧ください)。
経時的な変化を追う研究なので淡々とデータを取り続けるだけになりがちですが、データがある程度まとまったタイミングや、何かの節目ごとに途中経過をまとめたものを報告したいと考えています。

なにわ男子のあいさつに関する研究 なにわ男子メンバー自己紹介における名前のアクセントの分析 『なにわ男子の初心ラジ!』の締めのあいさつの分析 「こんばんわんだふぉー!」(『藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ』冒頭あいさつ)の分析
研究報告書

当サイトで行っている研究プロジェクトに関連する成果をまとめたものです。

出典を明記していただければ、報告書の内容は自由に引用してくださって構いません。

なにわde音声学研究報告書第1号
基礎データ集

現状、なにわTube動画冒頭および末尾のあいさつの研究を主に行っているため、YouTube動画が主な対象となっていますが、新たな研究テーマ次第ではラジオやその他媒体にも分析対象を広げていく可能性はあります。

関連リンク

なにわTube観察記:基礎データ
分析機器など

音声の分析については、オランダの研究者(Dr. Paul BoersmaとDr. David Weenink)によって開発された無料のソフトウェアPraatを使用しています。最近では日本語で書かれた入門書も出ているので、これから音声学を学ぼうと思っている人にとっても使いやすいソフトの一つだと思います(関心がある人は以下のページからダウンロードできます)。

個人でプライベートの時間にやることが前提なので、外部資金等の助成を受けなくても継続できるようにするため、分析対象についても基本的にすべて無料で手に入るものを使用しています(お金がかかるものとしては、PCやネット環境など日常生活の中での必要経費的なものと、ファンクラブ会費くらいです)。