今回のなにわTube動画は新年のあいさつ+αという感じの構成で、2023年初の動画としてはまあ予想通りという感じでした(2022年の初動画も同じような感じでしたが、その時は寅年の抱負を語ったりしていたのに対して、2023年はよりさらっとしていた感じはしますが)。
なにわ男子のデビュー後、2回目の新年が来たことにより、「新年」という軸で2022年と2023年の間での比較ができるようになったので、今回はそういう感じの観点からまとめてみます。
今回は冒頭・締めのあいさつ共に省略なしで入っていました。
このあいさつですが、2022年1月1日付の動画と比べて、2023年では全体に発話速度が上がっています。
論より証拠ということで、実際の音声を挙げてみます(以下、2022年=2022年1月1月動画、2023年=2023年1月3日動画とします。パーツごとに聞き比べる方が、全体を通して聴くよりもより違いが分かりやすいかと思うので、あいさつを分割して提示しています)。
2022年の「せーの」
2023年の「せーの」
2022年の「ちゅきちゅきー+どうも」
2023年の「ちゅきちゅきー+どうも」
2022年の「なにわ男子です」
2023年の「なにわ男子です」
2022年の「以上」
2023年の「以上」
2022年の「なにわ男子でした」
2023年の「なにわ男子でした」
速さにほとんど違いが感じられないのは締めの「以上」の部分くらいで、あとは2023年の方が全体に早口になっているのがはっきり分かるかと思います。
前にも1年前との比較的なことはやったことがありますが、その時と同じく、全く同じ定型のあいさつ文なので何度も何度も言ううちに慣れが生じて、自然と発話速度が速くなっていった結果だと考えられます。
あいさつ関連で、新年にちなんだフレーズも見ておきましょう。
細かく言うと、2022年の場合は「皆様」が最初についているのに2023年はないなどの微妙な違いはありますが、共通部分である「新年あけましておめでとうございます」と「今年もよろしくお願いします」の部分を対象としています(「今年も」の部分は2022年は西畑くん、2023年の方は大橋くんが言っているという違いはありますが、そこは無視することにしました。)
2022年の「新年あけましておめでとうございます」
2023年の「新年あけましておめでとうございます」
2022年の「今年もよろしくお願いします」
2023年の「今年もよろしくお願いします」
冒頭・締めのあいさつと同様、新年のあいさつに関しても2023年の方が発話速度が全体に速めになっています。
ただ、「新年あけましておめでとうございます」については、2023年の場合、言い方が冒頭あいさつと似てきて「あけまして」と「おめでとうございます」の間に長いポーズが置かれるようになりました(それに対して、2022年の方はポーズが短めで、普通に話すときとやや近め)。
これによって、単語を話す速度は上がっているのに、全体(最初から文全体を言い終わるまで)として見るとそこまで変わっていないというパターンが生じています。
2024年がどうなるか、個人的には楽しみなところです。
本文中で取り上げたメンバーの発言や音声・図はすべて下記の動画の該当部分(具体的な個所は本文中に明記)から引用したもの。
[2022年1月1日動画] [2023年1月3日動画]